クラウド型CMSの導入を検討する時、どのように選定すべきか悩む方は少なくないはず。自社サイトの集客率向上を目指すうえで、適切なCMSの選定は非常に重要です。本記事では、クラウド型CMSの選び方、料金体系、主要なサービスの比較について解説いたします。
クラウド型CMSとは、インターネットを通じて提供されるコンテンツ管理システムのことで、自社でサーバーを用意する必要がなく、ベンダーが提供するクラウド環境上でWebサイトの構築・管理が行えます。これにより、初期投資や運用コストを抑えつつ、迅速なサイト運営が可能となります。
CMSを導入する際には、まず導入目的を明確にすることが重要です。たとえば、新規顧客の獲得を目的とするなら、SEO対策やSNS連携機能が充実したCMSが向いていますし、ECサイトの構築を視野に入れている場合は、商品管理や決済機能に強みを持つCMSが適しています。目的に応じて必要な機能を整理することで、選ぶべきCMSの方向性が見えてきます。
料金体系についても事前に理解しておきたいポイントです。クラウド型CMSの料金は、月額固定制と従量課金制に大きく分かれます。月額固定制はコストが予測しやすい反面、利用頻度が低いと割高に感じるかもしれません。一方で、従量課金制は利用状況に応じた支払いとなるため、必要最低限の機能に絞れば安く抑えることもできますが、急な利用増加で想定外の出費になるリスクもあります。自社の運用スタイルと照らし合わせて選ぶことが肝心です。
さらに、CMSの操作性は日々の業務に直結するため軽視できません。直感的なUIやドラッグ&ドロップ機能を備えたCMSであれば、Webの専門知識がなくてもスムーズにコンテンツ更新ができます。最近は無料トライアルを設けているサービスも多いので、導入前に実際の操作感を確認しておくと安心です。
主要なクラウド型CMSとしては、WordPress.com、STUDIO、Movable Type クラウド版、Kuroco、BiNDup、Wix、Shopifyなどが挙げられます。それぞれに初期費用や月額料金、機能の幅が異なります。たとえばWordPress.comは豊富なテーマとプラグインが強みで、無料プランから始めることができます。STUDIOはノーコードでデザイン性の高いサイトを作れるため、ビジュアルにこだわる企業に人気です。Movable Typeは大規模な法人向けに適しており、セキュリティや安定性を重視する企業に向いています。KurocoはAPIをベースとしたヘッドレスCMSで、柔軟なフロントエンド開発に対応しています。
本コラムでは、クラウド型CMS導入時の選定のポイント、それぞれの特徴やコストについて解説しました。自社の予算や運用体制に応じて比較・検討することが最適なCMS選びへの近道となります。